初期プレビューで整えてきた、回答の根拠と時間の扱い
2026年9月24日から10月3日の開発を振り返り、情報源、引用、文書、日時をどう確認しやすくしてきたかをまとめます。
Steven WongLyqaの初期プレビューでは、回答を読めることに加えて、何を読んで答えたか、いつの情報なのかを確かめる流れを整えてきました。2026年9月24日から10月3日のv0.2.0〜v0.2.6を、三つの変化にまとめます。
情報を取り込み、引用先へ戻る
v0.2.0では、Notionの選択した情報、Google Drive、Gmailの限定同期を、根拠となる記録へつなぐ処理を追加しました。回答内の根拠表示と、Chat履歴の閲覧範囲も見直しました。
その後、選択したPDFページからの取り込みと引用を整え、v0.2.4ではChatの横でPDFを開いてページを移動する表示を追加しました。保存した根拠と現在のDrive上のPDFに版の違いがある可能性を知らせる表示も、この時期に扱っています。
待っている状態を分かりやすくする
v0.2.1では、質問の理解、資料の検索、回答表示などの進み方を画面に示しました。v0.2.2では、確認済みの情報を再利用する経路を見直し、重複した処理を減らしました。
一部の比較では待ち時間の改善が見られましたが、回答から必要な内容が欠ける場合もありました。速さの変化と、回答品質の確認は、それぞれ進める必要がありました。
元の情報の日時を、回答へ引き継ぐ
v0.2.5では、古い情報と現在の状態が混ざる問題に対応しました。質問の対象期間や出来事の日時を扱い、v0.2.6では取り込み日時との区別、ファイル名と種類の一覧表示を改善しました。
選択したDriveのMarkdown・TXTや画像からの文字抽出、原画像のプレビューも追加しています。資料の内容だけでなく、どの資料を参照しているかを確かめるための変更です。
この期間の公開先はいずれもDev Previewです。PDFなどの処理品質やアカウント間の動作には未検証の範囲があり、Slackの同期とChatの一部操作を止めていた時期もあります。本記事は初期の改善を振り返る記録で、各機能の説明と確認範囲は当時のものです。
回答から出典へ、出典からその時点の状況へ戻れること。その流れがあると、読む人が説明を確かめ、自分の判断につなげやすくなります。α版へ進む前に整えてきた基礎です。