情報を整理し続けるために、処理の上限を考える
情報を取り込む量が増えたとき、費用の通知、処理の停止、再開をどう分けるか。継続的な情報整理で向き合っている課題です。
Steven Wong新しい情報を取り込むたびに、以前の資料との関係を確認する。その積み重ねは、仕事の背景を保つために必要です。同時に、情報が増えるほど、一回の取り込みでどこまで処理するかを考えなければなりません。
Lyqaの開発では、本文を読む工程に加え、それをどの話題へ結びつけるかという整理の工程が、処理量や費用の課題になりました。文章が短いから、処理も少ないとは限りません。同じ通知を何度も整理したり、関係を探すために広い範囲を読み直したりすることがあるためです。
通知が来ることと、処理が止まること
費用の増加を知らせる通知は、異常に気づく手がかりになります。ただ、通知を見られない時間もあります。知らせる仕組みだけでは、その間も処理が続く可能性が残ります。
そこで、扱う量や費用に上限を置き、到達したら次の処理を待たせる設計を考えます。さらに、いつ、どの条件で再開するかも必要です。停止だけを作ると、利用者には更新が止まった理由が分からなくなります。
| 仕組み | 利用者が知りたいこと |
|---|---|
| 通知 | 何が増えているか |
| 上限による待機 | どこまで進み、何が残ったか |
| 再開 | いつ、何から続けるか |
この三つを分けると、運用する人が今の状態を把握しやすくなります。上限があるという説明だけでは、どの処理が対象かまでは分かりません。初回の大量読み取りと日常の更新、質問への回答を、同じ範囲で数えるかどうかも明確にする必要があります。
待っている間の情報にも、時点がある
処理を待たせると、その分、整理された情報が最新ではない時間ができます。利用者が状況を確認する際には、いつまでの記録を扱えたかが分かることが大切です。情報が見つからない理由が、出来事がないためなのか、まだ読み取っていないためなのかを混同したくありません。
初回に広く取り込む場合も、限られた範囲から動作を確かめれば、何が読めているかを追いやすくなります。実際の負荷や必要な範囲を見ながら、次の対象を決められます。
Lyqaでは、開発中に見つかった処理の重複や負荷を見直しながら、継続して情報を整理できる形を探っています。速く読むこと、正しくつなぐこと、処理を続けられることを、一緒に考えたいと思っています。
利用者が「どこまで確認できた情報か」を把握でき、運用する側が「どこから再開するか」を把握できる。上限を設けるなら、この両方を一緒に扱うことが、日々の更新を続けるために必要だと考えています。